新潟県長岡市、長岡工専、KDDI(株)が「地方創生に向けた産業創造連携協定」を締結

左から、KDDI株式会社理事経営戦略本部の松野茂樹副本部長、新潟県長岡市の磯田達伸市長、長岡工業高等専門学校の原田信弘校長

新潟県長岡市、長岡工業高等専門学校(新潟県長岡市)、KDDI株式会社(東京都)は、5GやIoTなどの先端技術を活用した起業家人材の育成による地域産業創出を目指し、「地方創生に向けた産業創造連携協定」をこのほど締結した。

長岡市は、鉄工や電子・精密機械など多様なものづくり企業が集積する工業都市であり、人口26万7,000人を擁する新潟県内第2の都市。市内には4つの大学と工業高等専門があるが、地元への定着が課題であり、起業・創業など若者が魅力に感じる施策が必要となっている。

3者は同協定を通じて、長岡市と長岡高専が有する育成基盤に、KDDIが有する5GやIoTなどの先端技術を活用したICT人材教育などで、次世代の地域産業をリードする人材を育成し、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進などを目指す。

同協定の内容は大きく4つあり、先端技術の地域活用についての共同研究、国際的視野を持ったイノベーション人財および起業人財の育成、地域の企業やスタートアップ企業との連携で取り組む地域課題の解決、地域内資源の活用と高度化となっている。

 

 

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