新潟県知事選挙の投票用紙を県内市区町村へ発送、県選挙管理委員会が期日前投票の利用を呼びかけ

5月12日告示の新潟県知事選挙に向け、新潟県選挙管理委員会は27日、県内市区町村へ投票用紙を発送した。新潟市東区役所では、投票用紙を運ぶトラックが到着し、選挙管理委員が確認の上受け取る様子を報道関係者に公開した。

新潟県知事選挙の投票用紙は191万6,940枚。投票用紙の輸送は、地域別に7つのコースに振り分けられて印刷会社を出発。県選挙管理委員会書記が輸送トラックに同乗し、27日のうちに市区町村への受け渡しを完了させる。なお燕市と弥彦村は、5月20日告示の新潟県議会委員補欠選挙の投票用紙7万5,220枚と封筒類も一緒に輸送した。

新潟東区役所では、東区有権者分の投票用紙11万6,500枚と封筒類が入った箱が11個到着。選挙管理委員が箱数の確認を行い、2台の台車に乗せて区役所内に運び入れた。各市区町村の選挙管理委員会は受け取り後、投票用紙の枚数確認をした上で保管し、その後各投票所への配分作業を行う。

県選挙管理委員会は、5月29日投開票の新潟県知事選挙および新潟県議会議員補欠選挙に向け、2021年の衆院選挙で多発した選挙事務ミスの防止対策を講じるとともに、新型コロナウイルスの感染対策に注力するため、期日前投票の利用を呼び掛けている。

期日前投票は、新潟県知事選挙は5月12日から28日。燕市と弥彦村の有権者が対象の新潟県議会議員補欠選挙は、5月21日から28日の期間で実施する。

新潟東区役所に投票用紙を運ぶトラックが到着する様子

投票用紙などが入った箱を確認する新潟東区の選挙管理委員会担当職員

東区役所内に投票用紙を保管する選挙管理委員会担当職員

 

【関連記事】
新潟県選挙管理委員会が新潟知事選挙の選挙事務室を開設(2022年4月14日)

新潟県知事選挙へ向け現職の花角英世知事が事務所開き、花角知事「植えてきた種を、これからも自分の手で育てていきたい」(2022年4月5日)

片桐奈保美氏が新潟県知事選への出馬を表明、原発再稼働などが争点に(2022年3月17日)

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓