塩沢信用組合(新潟県南魚沼市が新型コロナ接触確認アプリ「COCOA」のダウンロード推奨の取り組み
塩沢信用組合(新潟県南魚沼市)は11日から11月30日まで、新型コロナウイルスに感染した人と濃厚接触をした疑いがある場合に通知を受ることができる新型コロナ接触確認アプリ「COCOA」のダウンロード推奨の取り組みを行う。取引先や来店客に声がけしダウンロードを呼びかけるほか、六日町温泉にある温泉旅館・ほてる木の芽坂(南魚沼市)と連携し、同ホテルの宿泊者にもダウンロードを促す。ダウンロードしインストール画面を提示した人には、「ペン型アルコール除菌剤」を1本贈呈するほか、「JTB旅行券5万円分(2名)」「図書カード5,000円分(10名)」が抽選で当たる。
COCOAは、厚生労働省が新型コロナウイルス感染症対策の一環として提供しているアプリで、厚労省のホームページによるとダウンロード数は1,181(8月6日17時現在)。こうしたなか、ダウンロード数やユーザー数が多ければ多いほど、濃厚接触の接触がより正確に捉えることができるようになることから、塩沢信用組合では地域内のアプリ登録者を増やす取り組みを行うことにした。
塩沢信用組合は地方創生、地域密着型活動などを積極的に行うことで知られ、20代限定で最長51年という超長期の固定金利型住宅ローンや、1人親家庭の高校生を対象に返済不要となる奨学金「魚沼の未来基金」などの取り組みを行っている。このうち住宅ローンは、地元の建築業者の施行が条件になっていて、若者の定住と地元経済の活性化の一石二鳥を狙った商品となっている。
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