新潟県が2021年度の新潟空港(新潟市東区)の利用状況を発表、利用者数は対前年度比131.4%で回復
新潟県交通政策局空港課は27日、2021年度の新潟空港(新潟市東区)の利用状況を発表した。
それによると、利用者数は国内線で38万8,727人。なお、国際線は2020年3月以降はすべての定期路線が運休しており、利用者は0人となっている。
全体としては、度重なる新型コロナウイルス感染の再拡大に伴い、航空需要の減退と航空便の運休などの影響を受けて感染症拡大前の対前々年度(2019年度)比34.2%に留まったものの、対前年度(2020年度)比では131.4%となり着実に回復した。
国内線においては、全期間運休だった成田線を除く全路線で前年度を上回る実績となった。新型コロナ感染症拡大前の対前々年度比でみても、ワクチン接種の進行などで2021年12月に2019年同月比で6割程度まで回復した。1月以降はオミクロン株の感染拡大を受け利用者数が落ち込み、最終的に対前々年度比38.2%(62万9,495人減)となった。