松之山きのこ(新潟県十日町市)、日本最大級の自動倉庫型なめこ生産工場建設の安全祈願祭
松之山きのこ(新潟県十日町市)は日本最大級の自動倉庫型なめこ生産工場「中里きのこ第二工場(仮称)」を建設することとなり、27日、建設予定地で、安全祈願祭を執り行った。
建設地は、十日町市にある中里第一工場に隣接する4,150平方メートルの敷地。ここに28億円を投じ、年間生産能力約1,500トンの工場を新設する。完成予定は2023年5月で、出荷は同年9月初旬に始まる予定。出荷が始まると、中里第一工場(400トン)、中里第二工場を含めて十日町市全体のなめこ生産量は5,000トンを超え、日本一の生産地となる。
新工場は、全国各地の供給先から増産を求める声があることを受け建設する。平成30年に完成し、平成31年に稼働した中里第一工場の建設時から、中里第二工場の建設計画はあったが、建設資材の高騰などから、建設時期を伺っていたという。
松之山きのこでは現在、46人を雇用しているが、新工場の建設に伴い新たに23人を雇用する。