全国知事会の新型コロナウイルス緊急対策本部会議がオンラインで実施
新潟県は8日、第11回全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部会議がオンラインで行われ、新潟県の花角英世知事が新潟県庁から出席した。36人の都道府県知事が順番に新型コロナウイルス感染症拡大の防止に関するコメントを行い、中には感染者に対する偏見をなくさなければならないと発言した知事もいた。全国知事会として、今月中に新型コロナウイルスに感染拡大の防止などに関する国への緊急提言を取りまとめ、提出する方針。
花角知事は20番目に発言し、「1点目はお盆期間に向けたメッセージだ。特に強調しているのは、お酒を伴う会食については感染リスクが高いので気を付けてもらいたい。特に10人以上の会食は気をつけてもらいたい。さらに、家庭内の感染が増えているということで、家庭内感染を防止するために、帰省客に対応するため、家の中でもマスクをしてもらいたい」と話した。
さらに、「2点目として、この冬のインフルエンザの流行期に新型コロナウイルスが重なるなることに、対策を講じることが重要であると考える。特に強調したいのは、医療従事者が季節性インフルエンザに感染してしまうと医療に重大な影響が出ることになる。医療従事者が季節性インフルエンザの予防接種を早期に受けられるように、国においてはインフルエンザワクチンを早い段階で確保していただきたい。さらに、配分方針をきちんと定めて、計画的に配分していただくようにお願いしたい」と話した。
その後も各知事が登場し、新型コロナウイルスに関する発言や提言を行った。