新潟県十日町市の清津峡渓谷歩道トンネルで、川崎市の本多和男さん・美奈子さん夫妻が300万人目に
新潟県十日町市の景勝地、清津峡渓谷歩道トンネルの入坑者が28日、300万人を達成した。川崎市在住の本多和男さん(67歳)、美奈子さん(63歳)夫妻が300万人目となり、十日町市の関口芳史市長から記念品と花束を贈呈された。
清津峡渓谷歩道トンネルは平成8年10月1日にオープン。トンネルの最終地点は撮影すると下に張られた水に反射することから、フォトジェニックな場所として人気が高い。平成16年4月に100万人、平成28年11月に200万人を達成している。
ここ数年の入抗者数は、令和元年度31万7,818人、令和2年度22万4,820人、令和3年度20万2,636人だった。
今年は「越後妻有 大地の芸術祭2022」が29日から11月13日まで開催されることから、十日町市は入抗者数が昨年度よりも増加すると見込んでいる。
関口市長は「清津峡は、十日町のみならず、新潟県を代表する観光スポットとして、日本中や世界から来場者がある。300万人はマイルストーンで、これからさらに多くの来場者に来てもらい、この渓谷美を楽しんでもらいたい」と挨拶した。
本多美奈子さんは、「夫が秋田県出身なこともあり、近くの新潟県にはよく来ている。昨年10月に十日町市にへぎそばを食べにきたが、清津峡は5、6年ぶり。ちょうど300万人目にあたってうれしい」と話していた。