北陸瓦斯株式会社(新潟市中央区)が2021年3月期第1四半期決算を公表、業務用ガスなどの販売量が減少し減収ながらも増益に

北陸ガス

北陸瓦斯(北陸ガス)株式会社は11日、2021年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。売上高112億9,100万円(対前期同期比△9.9%)で、営業利益10億2,600万円(同1.1%増)、経常利益11億400万円(同1.3%増)、親会社株主に帰属する純利益7億3,900万円(同1.1%増)と減収増益となった。

見附市のガス事業譲受に伴いガスの販売量の増加があったものの、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、業務用ガスを中心としたガス販売量が減少、加えて原料費調整に伴うガス料金単価の引き下げが減収に影響した。

営業費用は、見附市のガス事業による増加があったものの、ガス販売量の減少とLNG(液化天然ガス)価格の下落による原料費の減少により前年同期と比べ減少し増益となった。

北陸ガスは、第2四半期以降も新型コロナウイルス感染症拡大による業務用を中心としたガス需要への影響が継続すると予想しているが、見附市のガス事業譲受や平均気温ベースの想定により、ガス販売量は前期並みを見込んでいる。この予想に基づく今期の連結売上高は、減量調整に伴うガス料金単価の引き下げなどにより、前期比6.3%減となる483億円を見込んでいる。

売上高 営業利益 経常利益 親会社に帰属する当期純利益 通期売上予想
112億9,200万円(△9.9%) 10億2,600万円(1.1%) 11億400万円(1.3%) 7億3,900万円(1.1%) 483億(前期比6.35減)

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