セコム上信越(株)(新潟市中央区)が2021年3月期第1四半期決算を公表、新型コロナのイベント自粛で警備中止の影響も
セコム上信越株式会社(新潟市中央区)は11日、2021年3月期第1四半期決算(連結)を公表した。売上高58億7,100万円(対前期同期比△2.1%)で、営業利益11億1,400万円(同2.0%増)、経常利益11億7,700万円(同2.6%増)、親会社株主に帰属する純利益8億600万円(同2.9%増)と減収増益になった。
セキュリティ事業において、事業向け、家庭向けのオンライン・セキュリティシステムの契約が順調に推移した一方で、常駐システム部門は新型コロナウイルスの影響で各種イベントの自粛により臨時警備が中止になり、安全商品売上部門も営業活動を自粛した結果、全四半期に比べ減収となった。また、その他事業では、メディカル事業部門が増益となったことなどにより、前年同四半期比で23.4%増の6,000万円となった。
営業利益は、緊急事態宣言下でもサービスの提供を続けた一方で、営業活動の自粛、研修の中止・延期をした結果、売上原価や販売費及び一般管理費が抑制さたことなどにより増益となった。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社に帰属する当期純利益 | 通期売上予想 |
58億7,100万円(△2.1%) | 11億1,400万円(2.0%) | 11億7,700万円(2.6%) | 8億900万円(2.9%) | ー |