佐渡汽船株式会社(新潟県佐渡市)が株式会社みちのりホールディングス(東京都)傘下入りにより5月6日付で株式上場廃止へ
佐渡汽船株式会社(新潟県佐渡市)は東京証券取引所への株式上場が5月6日付で廃止となる。最終売買日となった2日の終値は、前日より6円安い44円だった。
佐渡汽船は、株式会社みちのりホールディングス(東京都)の傘下に入り、経営再建を図ることが決まっている。上場廃止後は、みちのりホールディングスが佐渡汽船株式の66.7%を保有する筆頭株主となり、その他の株主を新潟県、新潟県佐渡市、第四北越銀行、佐渡農業協同組合のみとなる予定。
佐渡汽船は1913年に創業。佐渡航路で競合していた商船会社3社を経営安定の見地から、新潟県の資本参画のもと統合して成立した。日本最初の第三セクター企業として設立され、現時点で新潟県が資本金の10.74%を出資している。
1968年に店頭登録し、その後ジャスダックに移行したが、今年3月末には整理銘柄となっていた。
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