妙高市が国のGotoトラベルと連動した誘客キャンペーンを9月から来年3月に実施、切れ目のない誘客を目指す

妙高市(妙高山といもり池)

新潟県妙高市は12日、国のGotoトラベルと連動し誘客を図る「妙高安全・安心な旅キャンペーンを実施すると発表した。このキャンペーンにより新潟県の県民旅行キャンペーン「つなぐ、にいがた。」(第2弾)が8月31日に終了しても、切れ目なく誘客していけることを目指す。

キャンペーンは、新しい生活様式に対応した施設環境の整備、Gotoキャンペーン上積みのおでかけクーポン券と感染予防グッズのプレゼントなどを行う。事業の実施主体は、妙高版DMO(観光地経営組織)である妙高ツーリズムマネジメントで今年9月1日から来年3月28日まで実施する。

新しい生活様式に対応した施設環境の整備では、妙高市を訪れる人が安心して滞在ができるよう、妙高ツーリズムマネジメント会員である市内宿泊施設や飲食店などに対して、空気清浄機など感染防止対策のための設備購入を支援する。

補助率は2分の1(妙高市新型コロナウイルス感染防止対策推進補助金)。対象施設は50施設になる(収容人数100人以上=補助上限額500,000円×10施設、50人以上=補助上限額300,000円×15施設、50人未満=補助上限額200,000円×25施設)。

また、Gotoキャンペーン上積みのクーポン券感染予防グッズのプレゼントによる「妙など。高安全・安心キャンペーン」を実施する。市内飲食店、お土産店、各種アクティビティなどで利用ができる「おでかけクーポン」は、宿泊料金1万円以上の宿で2,000円(5,000名分)、6,000円~9,999円の宿で1,000円(5,000名分)をプレゼントする。

妙高安全安心セット(感染予防グッズ)は、妙高ツーリズムマネジメント会員の宿泊施設に、Gotoトラベルを利用して宿泊した人に対して、フェイスシールドやマスク、消毒液などをオリジナルエコバックに入れて配布する。配布品は、フェイスシールド、君の井酒造株式会製の「消毒アルコール+スプレーボトル」(各グループに1セット配布)、株式会社このみ製のマスク。

このほか、妙高市と縁のある友好都市(大阪府吹田市、愛知県北名古屋市、茨城県東海村)の市民を対象に、コロナウイルスの一定の収束後、癒しの旅を提供するため「妙高絆ツアー」(9回開催予定)を実施し、交通費などを支援する。

「君の井アルコール70」

このみのマスク

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓