新潟県三条市の滝沢亮市長と、今年度の新規採用職員35人が棚田で田植え体験、農業の現状などを学ぶ
新潟県三条市の滝沢亮市長と、今年度の新規採用職員35人は4日午前、三条市内の北五百川の棚田で田植えを体験した。また、古くから北五百川の棚田に使われている湧水「大久保の清水」の水源地などの見学、棚田オーナー佐野誠五さんによる講話の聴講も行った。
北五百川地内にある棚田は、粟ヶ岳の裾野に位置しており、平成11年7月に日本の棚田百選に選ばれたほか、今年2月には「つなぐ棚田遺産〜ふるさとの誇りを未来へ〜(ポスト棚田百選)」の1つに選ばれている。また周辺には新潟県景勝100選の八木ヶ鼻をはじめ、山々を結ぶブナの道が整備されている。
田植え体験などは、こうした三条市の財産でもある自然を感じるとともに、地形的にも厳しい農業の現状に果敢に挑む人々の仕事に対する考え方や姿勢を学ぶために行った。