中止となった新潟まつり花火大会が8月21日からバーチャル再現
XR(AR/VR/MR)領域のサービスを提供するGugenka®(グゲンカ)は、新潟まつり実行委員会が実施する「未来花火プロジェクト」で、「新潟まつりバーチャル花火」を提供する。
新潟まつり花火大会は毎年8月に行われているが、今年は中止となった。こうしたなか、「新型ウイルス感染症に負けるな」という想いを込めて開催するもので、新潟市の夏の風物詩「新潟まつり花火大会」をバーチャル空間に再現し、花火大会を楽んでもらい、「来年の新潟まつりにぜひ来てほしい」というメッセージを発信する。
8月21日から9月30日まで開催し、新潟市のみならず、世界中どこからでも新潟まつり花火大会を楽しむことができる。
詳細ページURL
https://gugenka.jp/niigata-matsuri2020.php
参加方法は3つある。
【その1 YouTube (ライブ配信、アーカイブ配信)】
YouTube上に、新潟まつり花火大会のVR動画を配信する。VRやAR対応機器を持っていない人でも、パソコンやスマートフォンなどで楽しむことができる。
最初の2日間(21、22日21時から21時半)は、バーチャルアイドルの東雲めぐ(Gugenka所属)がナビゲーターとしてVR空間から生中継する。 その後、23日から9月30日まで、VRの映像をアーカイブフ配信する。
URL:https://www.youtube.com/channel/UCHsbAQpN4FOXbzasmgS4Z0w
【その2 VR (仮想現実)】
世界中からアクセスした人々と交流できるVRプラットフォーム「VRChat」に新潟まつり花火大会の会場を用意する。ユーザーは自宅からVR機器を使って参加し、萬代橋の上や信濃川に浮かぶ屋形船の中から花火の打ち上がる夜空を眺めることができる。無料。実施期間は21日11時から9月30日17時。
参加方法は詳細ページで後日発表する。
なおVR機器またはデクストップモードを使用できるWindows PCがか必要 (Oculus Quest可)。
【その3 AR(拡張現実)】
AR機能が搭載されているスマートフォンを使い、現実世界に新潟まつり花火大会の会場を表示する。デジタルフィギキュアのビューワーアプリ「HoloModels(ホロモデル)」を使って表示した会場は、1/1サイズにすることで、まるでVRのように、自分の立つ場所がイベント会場になったような目線を楽しむことができる。
また卓上サイズにして、ジオラマのように飾ることで花火が打ち上がる様子を上から見ることもできる。
実施期間は21日11時から9月30日17時まで。無料。
なおAR対応デバイスが必要。
参加方法は、アプリ「HoloModels」をApp Store/Google Playから無料ダウンロードし、アプリを起動。アイテムボックスのなかにある新潟まつり花火大会会場のフィギュアを選択。フルアニメーションスプレー(濃いオレンジ色)を使うと花火のアニメーションが再生される。
なお新潟まつり花火大会のAR/VR会場を用いたイベント開催もできると。空間を利用したい方はGugenkaまで問い合わせてほしいという。