新潟県三条市、燕市と長岡市で県内133例目から135例目となる新型コロナウイルス感染症患者を確認
133、134例目は燕市の130例目患者の男性の濃厚接触者
新潟県は19日15時半に会見を行い、三条市と長岡市で県内133例目から135例目となる新型コロナウイルス感染症患者が確認されたと発表した。133例目と134例目は18日に確認された130例目患者の男性の濃厚接触者となる。
133例目は三条市在住、医療機関職員の40歳代女性。18日に130例目の濃厚接触者として検体を採取し、19日PCR検査の結果陽性が判明した。
134例目は燕市在住、会社員の50歳代男性。130例目の男性の家族で濃厚接触者として調査されており、18日に検体を採取、19日にPCR検査の結果陽性が判明した。
2名とも無症状であるが、県内の協力病院へ入院を調整中である。
135例目は東京都居住で所在地を長岡市に置く20歳代男性。職業は現在調査中。12日に東京から見附市へ帰省した際に発熱を確認し、その後解熱したものの15日に再び発熱の症状があり、17日にA医療機関を受診した。翌日18日に帰国者・接触者相談センターに相談し、検体を採取。肺炎の所見が見られたため入院し、19日に検査の結果、陽性だと判明した。
3名とも行動歴や濃厚接触者は現在調査中である。
130例目から133例目の患者の行動歴も発表
また新潟県は18日に確認された県内130例目から132例目の患者の行動歴に関しても発表した。
130例目は燕市在住、医療機関職員の20代男性。15日に37度の発熱の症状があり、18日に検査の結果陽性が判明した。19日に協力医療機関に入院しており、現在は味覚障害の症状がある。男性は13日と16日の午前中に勤務しており、14日の13時から15時まで分水総合体育館(燕市)を利用し、18時から21時頃まで西川総合体育館(新潟市)でジムのマシーンを使用していた。
濃厚接触者は家族や職場の同僚、患者を含めて70名。そのうち48名が陰性で、2名は133、134例目として陽性が判明した。残りは現在調査中である。
131例目は上越市在住、学生の20代男性。5日に発熱と頭痛の症状があり、7日に解熱したものの、18日に検査の結果陽性が判明した。12日と16日にアルバイト先の飲食店に出勤していたという。
濃厚接触者は友人やアルバイト先の同僚を含めて6名で、現在2名の陰性が確認され、残りは現在調査中である。
132例目は妙高市在住、会社員の20代女性。17日の夜に発熱の症状があり、18日に帰国者・接触者相談センターに相談し陽性が判明した。15日と16日は勤務し、17日は友人などと昼食をともにしたという。
濃厚接触者は家族や職場の同僚など26名で、現在検査中である。
いずれも感染経路は不明で、現在調査中。