(有)東屋酒店(新潟県上越市)破産手続開始が決定

株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、有限会社東屋酒店(新潟県上越市、資本金300万円、山岸靖幸社長、従業員2名)は8月11日、新潟地裁高田支部より破産手続開始決定を受けた。破産管財人には、見竹泰人弁護士(みたけ法律事務所、上越市)が選任された。負債総額は、約4,000万円。

同社は約70年前に家業として創業され、1973年1月に法人設立、酒類をはじめタバコや食品・雑貨の小売販売を行なう「東屋酒店」を経営し、近隣住人や飲食店向けに販売していた。

家族経営で小規模な営業ではあったが、地元馴染み客を基盤に長年営業を続けていた。しかし、大手スーパーや酒類ディスカウントストア、コンビニエンスストアと競合するようになり、業況は縮小の一途を辿っていたようで、収益悪化も続き、資金繰りも厳しい状態となっていた。こうしたなかで、回復見通しも立たないことから事業継続を断念し、今年2月には店舗を閉店して事業を停止していた。

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