新潟県の花角英世知事が12日に告示となる新潟県知事選に対し談話、「4年間やってきたことを評価いただけるかどうか」

新潟県の花角英世知事

新潟県の花角英世知事は11日、定例会見を開き、12日に告示となる新潟県知事選に対する意気込みなどを語った。

29日投開票の任期満了に伴う新潟県知事選について花角知事は、「これまで4年間やってきたことを県民のみなさまにどのように評価いただけるかどうかだ。やってきたことやこれからやりたいこともしっかり説明し、ご理解をいただきたい。防災や医療、新型コロナウイルスの対応など安全・安心に関わることなどのほか、起業・創業支援や、交流人口や交通ネットワークの拡大など漏らさずやってきた。また、幅広く声を拾い上げるために、市町村長と会ったり、県民と車座対話を行ったりしている。市町村長が何に困っているのかなど社会課題を拾いだして、一緒に課題を考えることをしてきた」と話した。

また、花角知事は「現職は名前を知られていることや、判断する材料があることが有利だが、その材料は拒否する根拠にもなる。新しい候補の方は可能性が沢山あるのでその点を評価する人もいるだろう。現職だから有利、新人だから不利というのは言えない」と語った。

一方、政府が来月以降、段階的に外国人観光客を受け入れる方針を示したことについて、「私は大型連休前の全国知事会議で『そろそろインバウンドについて国から方針を示してほしい』と発言した。来月にもインバウンドの受け入れを再開するのは歓迎したい。感染対策は国が決めることだが、すでにG7の多くの国でも開き始めている。地域経済ではインバウンドの再開には期待している人は多い。準備をするためにも、国にできるだけ早く見通しやスケジュールを示してもらいたい」と話した。

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