長谷寺で夏の花が見【(株)佐渡テレビジョン】

 

花の寺として知られる、畑野地区の長谷寺が今、夏の鮮やかな花々で彩られています。ウサギ観音でも有名な長谷寺では、今、2種類の花が見ごろを迎えています。

ムクゲ、ハイビスカスの仲間で暑さで人や植物が元気のなくなる季節に、次々と大きな花を咲かせる盛夏を彩る代表的な花です。

そしてもう一方が、初夏から秋までの長い間鮮やかな紅色やピンク、白などの花を咲かせるサルスベリです。サルスベリは、その名前から縁起の悪いものとされることもあります。

しかし、別名「百日紅(ひゃくじつこう)」とも呼ぶこの花木は、長い期間咲き続け、また、密集して咲くことから、富田住職は、長寿や家族の絆を表している縁起の良いものだと考え、40年ほど前に苗木を植えたそうです。

ムクゲ、サルスベリともに今年は、昨年ほど花をつけていないそうですが、現在、6割ほど咲いていて、今週末あたりから来週にかけて見ごろを迎えるそうです。

また、長谷寺では、花をゆっくり見るために、落ち着ける場所が欲しいという要望があったことから、今年から休憩所が設けられました。

みなさんも、ぜひ、今の時期にしか見られない花を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

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