株式会社ハードオフコーポレーション(新潟県新発田市)が2022年3月期決算(連結)を発表、売上総利益率の改善などで大幅増益に
株式会社ハードオフコーポレーション(新潟県新発田市)は11日、2022年3月期決算(連結)を発表した。
売上高245億700万円(前年同期比15.2%増)、営業利益15億3,000万円(前年同期比92.4%増)、経常利益16億6,800万円(前年同期比88.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益10億4,100万円(前年同期比199.3%増)だった。
国内既存店売上高が前年同期比5.2%増、インターネット売上高が前年同期比27.5%増となり好調に推移。海外においては、米国の3店舗は新型コロナウイルス感染拡大前(2020年3月期)の水準以上に回復し、台湾2店舗も前期からの好調を継続した。前期の国内新店12店舗および前第3四半期より連結を開始した子会社株式会社エコプラス(宮城県)の60店舗の通年寄与により増収となった。
一方、利益面は売上総利益率が前年同期比0.2%ポイント改善したため、営業利益、経常利益ともに増益となった。また、投資有価証券売却益など1億800万円を特別利益として計上したことなどから、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比約3倍と大幅増益となった。
リユース店舗の出店は、直営店13店舗を新規出店し、7店舗を閉店したほか、FC加盟店4店舗を新規出店し、9店舗を閉店した。また、FC加盟店から直営店へオフハウス1店舗を移管した結果、リユース店舗数は直営店396店舗、FC加盟店518店舗となり、合計914店舗となった。