マグデブルグ大学学生一行が樋木酒造を訪問
名酒「鶴の友」の試飲も
新潟大学工学部が主体となって交流を続けているドイツのO.・F.・G.マグデブルグ大学の学生と引率教官の15人が10日、新潟市内野町の樋木酒造を訪問した。当主である樋木尚一郎氏の講話、内野町の歴史紙芝居、酒蔵見学の後、名酒「鶴の友」の試飲も行われた。
この訪問プログラムは1996年から毎年、「夏の学校」として学生15名ほどを交互派遣しているもの。今年はマグデブルグ大学の学生14名が約2週間の日程で新潟を訪問している。また、これまでに双方で300人以上の交流実績があり、この研修を機にその後長期留学する学生も20名を超えている。
「始まったころは工学部の学生だけだったのが、近年は経済や人文など多様な学生が参加するようになっています。日独の学生カップルも誕生したり、今回引率で参加しているアンネさんのように8年前には学生として参加しているなど、長くやっていると色々な出会いがあります」と坂本秀一准教授は話していた。