新潟県内の地銀2行が2022年3月期決算(連結)を相次ぎ発表、ともに減収増益に
新潟県内の地方銀行2行が13日、2022年3月期決算(連結)を相次ぎ発表した。
株式会社第四北越フィナンシャルグループ(新潟市中央区)の2022年3月期決算(連結)は、経常収益1,357億1,100万円(前年同期比5.1%減)、経常利益235億4,500万円(同34.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益151億4,400万円(同40.2%増)の減収増益となった。
セグメント別の業績は次の通り。
銀行業
経常収益は前年同期比97億8,600円減少し、1,075億8,500万円、セグメント利益は前年同期比34億7,500万円増加し、182億6,700万円となった。
リース業
経常収益は前年同期比6億8,500万円減少し、209億8,900万円、セグメント利益は前年同期比1億5,300万円減少し、7億5,900万円となった。
証券業
経常収益は前年同期比9,100万円減少し、56億6,500万円、セグメント利益は前年同期比9億3,900万円増加し、28億1,100万円となった。
一方、株式会社大光銀行(新潟県長岡市)の2022年3月期決算(連結)は、経常収益212億2,000万円(前年同期比4.0%減)、経常利益26億1,200万円(同1.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益20億4,200万円(同30.0%増)と減収増益となった。
銀行業
国債等債券売却益の減少などによるその他業務収益の減少や株式等売却益の減少などによるその他経常収益の減少などにより、単体の経常収益は前年同期比9億200万円減の208億7,200万円となった。
その他
大光銀行グループは、報告セグメントが銀行業のみであり、グループの業績における「その他」の重要性が乏しいため、記載を省略している。なお、「その他」にはクレジットカード業務などが含まれている。
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