ダイニチ工業株式会社(新潟市南区)が2022年3月期決算(非連結)を発表、国内販売の減少などで減収益に

新潟市南区のダイニチ工業本社

ダイニチ工業株式会社(新潟市南区)は13日、2022年3月期決算(非連結)を発表した。

売上高210億8,788万9,000円(前年同期比7.9%減)、営業利益13億6,294万6,000円(前年同期比32.2%減)、経常利益15億4,395万5,000円(前年同期比24.6%減)、当期純利益10億7,367万1,000円(前年同期比26.8%減)となった。

営業品目別の概況は以下の通り。

 

暖房機器

主力商品の石油暖房機器においては、カートリッジタンクのキャップの置き場所に困らない新機能「ワンタッチ汚れんキャップEX」を搭載した家庭用石油ファンヒーター「SGXタイプ」3機種と「GRタイプ」3機種を発売した。

また、電気暖房機器においては、トリプル安全装置付きセラミックファンヒーター2機種を販売し、脱衣所やキッチンなどスポット暖房の需要に応えた。

石油暖房機器の輸出が増加したが、国内向け家庭用石油ファンヒーターが減少した結果、暖房機器の売上高は147億600万円(前期比1.7%減)となった。

 

環境機器

加湿器においては、新たな機能としてスマートリモコンを使用して遠隔操作が出来る「LXシリーズ」2機種と、「カンタン取替えトレイカバー」を搭載したハイブリッド式加湿器「RXTシリーズ」3機種を発売した。

前事業年度の一時的な需要増加に伴う反動減によって加湿器の販売が減少した結果、環境機器の売上高は、49億3,400万円(前期比28.6%減)となった。

 

その他

その他においては、金型や加湿器のフィルター販売などが堅調に推移し、売上高は14億4,700万円(前期比43・4%増)となった。

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓