新潟県燕市で大地の芸術「田んぼアート」の田植え、今年のテーマは「大河津分水路通水100周年」

新潟県燕市、西蒲原土地改良区南地区などでつくる「燕市景観作物推進協議会」は15日、燕市吉田ふれあい広場西側の水田(新潟県燕市)で、田んぼアートの田植えを行った。小雨の舞う天候となったが、参加者たちは、手植えの田植えを楽しんでいた。

田んぼアートは、色の異なる古代米を使ったり、田植えをしない部分を作ったりして水田に絵や字を描く“大地のアート”で、新潟県内各地で行われている。

燕市吉田ふれあい広場西側でも毎年、水田40a(アール)を利用し田んぼアートが行われていて、今年のテーマ「大河津分水路通水100周年」。

大河津分水路の通水前、信濃川は3年に1度の頻度で決壊し洪水を起こす「暴れ川」でだったが、.通水によって農作物が豊かに育つようになった。そんな大地の恵みを乗せた「宝船」と大空を舞うツバメを田んぼいっぱいに描くという。

すでに田んぼアートの田植え(図柄づくり)はすでに始まっていて、この日は、緑色の部分の田植えを行った。

一方、この日は佐渡島でも田んぼアートの田植えが行われる予定となっており、行谷小学校6年生の13人が作成したトキなどの絵を描くという。

今年の図柄

(上写真2枚)田植えの様子

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