新潟県聖籠町の工場でベトナム人を不法就労させた容疑で、岐阜県と愛知県に居住する男性2人を逮捕
新潟北警察署、外事課、国際・薬物銃器対策課の合同捜査班は16日、出入国管理および難民認定法違反(不法就労助長)の疑いで、岐阜県と愛知県に居住する男性2人を逮捕した。
逮捕されたのは、岐阜県岐阜市に居住する自称無職の男性(78歳)と、愛知県岡崎市に居住する自称自営業の男性(68歳)。男性(容疑者)2人は共謀の上、2021年9月中旬から10月中旬までの間、新潟県聖籠町の製品工場において、就労資格のないベトナム人1人を労働者として報酬を受ける活動に従事させ、不法就労活動をさせたもの。
このベトナム人は、2021年10月に新潟北警察署が入管法違反で検挙。取り調べを行う中で、不法残留中に稼働していた事実が判明した。捜査を行ったところ、容疑者の男性2人が浮上し、逮捕に至ったという。
外事課によると、共犯事件となっている関係で、容疑の認否は明らかにしていない。請負いの仕組や雇用内容などについては、今後捜査を進めて行くという。