立憲民主と国民民主が同日に同じホテルで会合開く
立憲民主党は29日、新潟市内のホテルで常任理事会を開催した。一方、立憲民主党の会合終了後、同所で国民民主党も常任幹事会を開き、党本部で合流新党の設立が決定している両党が合流に向けての討議をそれぞれ行った。
立憲民主党の西村智奈美新潟県連代表は、会合後のぶら下がり取材で、同党が全員で合流新党に参加することを決定したと述べたほか、県連の党定期大会を前倒しで、9月6日に新潟市内のホテルで開催することを決めたと述べた。また、県連副代表を事実上解任されている風間直樹前参議院議員の再任はないことと、これまでも新潟6区総支部長にしないように党本部に働きかけてきたと話した。
また、西村県連代表は「合流新党には民主党に近い人たちの結集になる。巨大与党に対抗することになるが、仲間が多いということでは、気心の知れたという面ではメリットになるかもしれない」と話し、安倍首相の辞任については、「急な展開で驚きつつも、新たなスタートを切っていく」と話した。
一方、国民民主党の梅谷守新潟県連代表は同日開いた常任委員会冒頭の挨拶で、「昨日、安倍首相が辞任された。これからは政治に携わる人の一挙手一投足が大事になる」と話し、森ゆうこ新潟県連代表代行は、「みんなで一緒に新しい政党の設立に参加してもらいたい。新しい政治を始める。国会では、臨時国会で解散という情報もまことしやかに出ている。今度こそ選挙で結果を出して、政権を取らなければ、理念、政策を実現できない。そのために邁進していく」と述べた。
また、会合後のぶら下がり取材で、梅谷代表は「合流新党に参加することを本日表明した。入党が認められれば、風間直樹氏との公認争いがスタートするものだと思っている。自公政権と闘う。最大の支持母体の連合が新党合流への支援を表明したことも決め手になった」と話したが、森代表代行は「新潟6区は梅谷氏が公認となり、今度こそは目標を達成してくれると確信している」と話した。