一般送配電事業会社9社がチャット受付対応で連携
北海道電力ネットワーク株式会社、東北電力ネットワーク株式会社、東京電力パワーグリッド株式会社、中部電力パワーグリッド株式会社、北陸電力送配電株式会社、関西電力送配電株式会社、中国電力ネットワーク株式会社、四国電力送配電株式会社および九州電力送配電株式会社の9社は、チャットによる問合せに対応する共通システムを導入し、停電や電柱・電線などの送配電設備にかかるチャット問合せ対応を共同で実施するための専用センター「金沢マゼルデジタルコンタクトセンター」を9月1日に開所する。
センターでは、送配電設備にかかるチャット問合せに対して、各社共通のシナリオ型チャットボット(※)により自動で応対する。自動応対ができない問合せなどについてはオペレータがチャットで対応する。
また、地震や台風などによる大規模な停電が発生し、特定のサービスエリアにおいて、広域停電などによるチャット問合せ量が増加した場合には、オペレータはそのエリアの問合せ対応を優先する。
なお、北海道電力ネットワーク、東京電力パワーグリッド、中部電力パワーグリッド、関西電力送配電、九州電力送配電の5社は1日の開所日からセンターでの連携を開始し、他の4社については2021年度からの参画を予定している。
(※)予め設定された質問(シナリオ)に答えていくことで、必要な情報や回答を得る仕組み。
「金沢マゼルデジタルコンタクトセンター」の概要(PDF/144KB)
https://nw.tohoku-epco.co.jp/news/normal/__icsFiles/afieldfile/2020/08/27/200831b.pdf