釣り場として人気抜群の直江津港

人気の秘訣は地元飲食店との連携

写真はイメージです

新潟県では県内の一部の港を釣り場として開放しているが、人気面で明暗が大きく分かれている。

柏崎港(3~11月、1日800円)は平成26年に開放され、昨年の利用者は7525人(うち県外から3835人、51%)あった。だが、採算面から昨年末に閉鎖に追い込まれた。

一方、最も遅い平成28年7月に開放となった直江津港(3~11月、1日800円)だが、昨年の利用者は2万2374人(うち県外1万6073人、72%)と開放されている3港の中で最も多くの利用者を集めた。人気の背景には、長野県などからのアクセスのよさがある。じっさい県外の利用者の割合は72%とずば抜けて高くなっている。加えて、港の程近くにある直江津の飲食店に、釣った魚を持ち込んで、美味しい料理に調理してもらえることも人気の理由のようだ。

なお最も早い平成23年6月に開放となった新潟東港(3~12月、1日800円)では、昨年の利用者が1万7621人(うち県外5766人、33%)と直江津港の後塵を拝したが、今年は7月末までの実績で直江津港を上回っている。

新潟東港、柏崎港、直江津港の釣利用者の推移

直江津港では、釣った魚を持ち込んで、調理してもらえる。これも人気の理由

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓