新潟県が「にいがた健康経営推進企業」の表彰式を開催、日本精機株式会社(新潟県長岡市)が知事賞を受賞
新潟県は18日、働く世代の健康づくりを推進する「にいがた健康企業登録制度」において、模範となる取組みを行っているとして評価された企業を表彰する「にいがた健康経営推進企業表彰式」を開催した。知事賞には日本精機株式会社(新潟県長岡市)が受賞し、新潟県の橋本憲次郎副知事が表彰状を授与した。
知事賞を受賞した日本精機は、約6ヶ月前に社内で健康経営推進チームを立ち上げ、健康経営に関する取り組みを実施している。具体的には、社員食堂の食事の改善、日ごろの運動に対する啓蒙活動、メンタルヘルスに関するカウンセリング、プロモーション動画によるあいさつ運動などを行い、健康経営の実現に向けて活動している。
健康経営推進チームの立ち上げでは、社内で募集したところ6人が参加。さまざまな役職や年代の男女がバランスよく構成され、メンバー同士がアイデアを出し合い、健康経営活動に取り組んだ。あいさつ運動を推進するために作成したプロモーションビデオでは、社員自らがあいさつしたくなるような動画が出来たといい、社内の活性化に貢献しているという。
日本精機の佐藤浩一代表取締役社長は、「(健康経営の取組みを)見てくれている人達がいて、表彰していただけて嬉しく思っている。健康があってこそ仕事に集中できる。会社としても、人の健康に関するサポートは出来るかぎりやっていきたいと考えている。健康経営をやっていくと、結果として会社の経営や業績に繋がってくると信じている」と話した。
「にいがた健康経営推進企業表彰式」ではこのほか、特別賞「グッド!スポーツカンパニー賞」に、KYBトロンデュール株式会社(新潟県長岡市)が受賞。また奨励賞には、株式会社サカタ製作所(新潟県長岡市)、株式会社高館組(新潟県上越市)、長岡運輸株式会社(新潟県長岡市)、日本海曳船株式会社(新潟市中央区)の4社が受賞した。