新潟県南魚沼市の塩沢信用組合が「うおぬまの就職応援フェアWeb企業説明会」を開催
塩沢信用組合(新潟県南魚沼市)は8月24日と25日に「うおぬまの就職応援フェアWeb企業説明会」を開催した。同信組は2017年から毎年8月に企業説明会を開催してきたが、今回は、新型コロナ感染症の拡大の影響を受け、Webを利用した企業説明会となった。
説明会ではニュー・グリンピア津南や株式会社自遊人といった南魚沼、魚沼など3市2町に事務所がある地元企業19社が参加。学生や既卒で就職希望者のべ112名が事前にオンライン登録、ウェブ会議システム「Zoom」(ズーム)を活用し、企業概要、会社の魅力などを説明した。
今年は、2021年卒の採用活動が本格的に始動しているものの、新型コロナウイルスの影響により企業説明会などの中止が相次いでいる。県内や魚沼周辺の事業所でも採用募集に苦戦しており、学生にとって情報不足となりがちなことも相まって、これまで以上に県外大手企業へ学生が流れることを心配する声が上がっている。そうした状況から、塩沢信用組合では情報が入手できず不安を抱える学生や、地元に帰って来たいと思っている方、学生と接点を持ち自社について広める機会がなくなった企業様に対しWebを利用した企業説明会を開催することを決定したという。
今回の企業説明会で4社6名の選考希望が有り、今後、直接、採用希望者のための「採用試験」に進んで行く。同信組では、「採用試験」に向けて蓄積したWeb面接等のノウハウの提供、人材の確保のためのお手伝いを行いながら、雇用増加による地元企業の発展に繋げて行きたいと語った。