一正蒲鉾株式会社(新潟市東区)が、まいたけ栽培センター(新潟県阿賀野市)にて太陽光発電を開始

一正蒲鉾株式会社栽培センター(新潟県阿賀野市)

一正蒲鉾株式会社(新潟市東区)は20日、オリックス株式会社(東京都)と自家消費型太陽光電力供給契約を締結し、まいたけ栽培センター(新潟県阿賀野市)でこのほど発電を開始したと発表した。

一正蒲鉾はPPAモデルの導入により、まいたけ栽培センターで日中使用される電力の約25%を太陽光発電でカバーし、電気使用に伴う二酸化炭素排出量の年間約478トン削減を図る。

一正蒲鉾ESG推進部の小森道夫部長によると、4月の運用実績では、まいたけ栽培センターの日中使用電力量の4分の1以上を太陽光発電で賄えたという。小森部長は、「新潟なので冬場の太陽光発電量のカバー率は落ちるかもしれないが、これから夏場にかけては期待だ。電力料金の削減と二酸化炭素排出量削減の両立であり、当社の目指すESG経営の好例として嬉しい」とコメントした。

一正蒲鉾は、2021年7月に「ESG 経営宣言」を制定。地球温暖化防止に向けた取り組みを推進し、省エネルギー活動や再生可能エネルギー技術の導入など、あらゆる機会で温室効果ガスの排出削減を図ることが重要な務めだと考えている。今後、温室効果ガス排出削減の取組みを強化し、持続可能な社会の実現への貢献と企業価値向上の両立を目指す「ESG経営」を推進していくという。

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