自民党の茂木幹事長が新潟駅前で街頭演説、「花角知事のもとで元気な新潟を作っていこう」
自民党の茂木敏充幹事長は22日、29日投開票の新潟県知事選で自民党や公明党などが支持する花角英世候補の応援のため新潟県を訪れ、新潟駅前で応援演説を行った。
茂木幹事長は冒頭、「花角知事頑張れ、こんな思いで多くの皆さんにお集まりいただいている。そして多くの方が花を持って『花角頑張れ』と押し寄せていただいている。(集まっている人の手に)ダリアの花が見えます。ダリアの花言葉は誠実。まさに誠実で行動力のある花角知事のもとで、もっと元気な新潟を作っていこうではありませんか」と訴えていた。
また、花角氏が新潟空港の国際航路開設、防災減災などに取り組んできたこと、燃料や食料の高騰を受けて政府として原油価格・物価高騰等総合緊急対策を取りまとめたこと、グリーンエネルギーの普及に取り組んでいることなどを紹介していた。
ロシアのウクライナ侵攻についても言及。「ウクライナの問題は決して対岸の問題ではない。日本の安全保障環境は北朝鮮、中国など厳しさを増している。新しい安全保障戦略、防衛体制、こう言ったものを抜本的に強化していく」と語っていました。続けて、「エネルギー安全保障を考えたときに、何の根拠もない『原発ゼロ』、(しかし相手候補は)こういう風に訴えて現実性のない政策を出している。これでは新潟の経済も日本の経済も回っていかない」と訴えていた。
最後に「明治時代、新潟県は人口が全国一番だった。あの新潟の優位性をもう一度、花角知事のもとで取り戻していきたい」と締めくくっていた。
なお5月22日は花角氏の64回目の誕生日で、締めのガンバローコールの前に、花角氏に花束が贈呈されていた。
新潟県知事選には、自民党、公明党県本部、国民民主党県連や連合新潟の支持を受けて2期目を目指す現職の花角氏(64)のほかに、共産、社民の推薦で新人の片桐奈保美氏(72)が立候補している。