新潟市都心のまちづくり推進本部会議が開催、「にいがた2km×8区」連携促進に向けたアイデアや取り組みを協議
新潟市都心のまちづくり推進本部会議が23日開催され、令和4年度「『にいがた2km』の覚醒」の主なスケジュールと、「にいがた2km×8区」連携促進に向けた多種多様なアイデアが議題に上がり、話し合われた。
「新潟都心のまちづくり推進本部」は、新潟市の中原八一市長を本部長に据えた組織で、副本部長には朝妻博副市長、野島晶子副市長、事務局長には長井亮一都心のまちづくり担当理事が配置され、各関係部長で構成されている。
「にいがた2km×8区連携促進プロジェクト・チーム」は、総括者である長井都心のまちづくり担当理事をトップに据えた29名のチームで、4月時点で約40の提案が上がっている。今年の9月には特設ホームページを開設予定だという。
今回が第1回目となる会議で、各関係分野の部長がそれぞれの分野のアイデアを本部長である中原八一市長に報告した。
「にいがた2km×8区」の主なアイデアとしては、VR(仮想現実)・AR(拡張現実)などを用いた最新技術を活用した取り組みや、最新技術を用いた農産物の付加価値の向上や販売拡大を目指すなどのアイデアが出されていた。数多くのアイデアが出される中、直近に迫った新潟駅付近連続立体交差事業の全体高架化記念式典についても言及された。
本部長中原八一市長は、「新潟駅の街づくりが目に見える形で大きく動き出している。この動きを未来に向けて大きく発展させるよう公務員が中心となって、『にいがた2km』に掲げた『新潟の覚醒』に向けた取り組みをしっかり進めていってほしいと思っている」と話した。
この会議は、第2回を9月、第3回を来年1月に予定している。