梅雨の時期を前に新潟県の阿賀野川で関係者が巡視点検を実施

阿賀野川の現状を説明する渡辺洋調査課長

新潟県の阿賀野川沿川の自治体などで構成する阿賀野川水防連絡会(事務局・国土交通省北陸地方整備局阿賀野川河川事務所)は24日、今後梅雨期を迎えるにあたり、阿賀野川の洪水時に危険が予想される箇所での関係機関合同の現地確認を行った。

この日は水防関係者約20人が集まった。参加者は、水防倉庫の巡視点検を済ませ、マイクロバスで阿賀野川にある重要区画と危険個所を巡視した。国土交通省北陸整備局阿賀野川河川事務所調査課の渡辺洋調査課長は、フリップなどを交え、現状の阿賀野川の様子を詳細に説明した。

阿賀野川は、令和元年の豪雨での被害以外にも経年劣化やその他の増水でダメージを蓄積している箇所も所々にあり、今回のような点検を定期的に行っている。

渡辺調査課長は、「日頃から確認することを大切にし、自分の地域が災害時にどうなるか予想を立てて、洪水が起きた時にどういった情報を手に入れて、どう動くかを各家庭ごとにタイムスケジュールを組んで集合場所などを決めておくと、いざという時に離れ離れになったりせずに避難できる」と呼び掛けていた。

阿賀野川の様子

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