新潟県が新型コロナウイルスへ対する注意報を解除
新潟県は8日、7月31日から発令していた新型コロナウイルスへ対する「注意報」を本日付で解除すると発表した。直近2週間に渡り、新規感染者が6人を下回っていることや、県が最も懸念していたお盆期間の感染拡大が確認されていないことが理由だという。
県の新型コロナウイルスへ対する「注意報」は、2週間連続で週6人以上、または入院病床利用者30人以上、あるいは重症患者5人以上が確認された場合、専門家の意見に従い発令される。注意報の時点では自粛や休業要請は行わず、注意喚起のみである。
県の担当者は「注意報が直接感染者の減少に効果が出たと明言はできないが、お盆期間などの人の移動の減少へ繋がり、感染者が減少したと考えられる」と話した。また、「注意報が解除されたとはいえ、引き続き県民のみなさんには3密対策や飲酒を伴う大規模な会合を控えてほしい」と注意喚起した。