新潟県津南町長選挙は現職含む三つ巴の争いに、元津南町議会議員の藤木正喜氏が出馬表明
6月19日投開票の新潟県津南町長選挙に関して、新人で元津南町議会議員の藤木正喜(まさき)氏が25日、津南町内で記者会見を開き、無所属での立候補を表明した。25日現在現職の桑原悠町長、新潟県津南町前副町長の小野塚均氏も出馬を表明しており、三つ巴の争いとなりそうだ。
藤木氏は1955年4月生まれの67歳。1973年県立十日町実業高等学校農業科を卒業後、農業に従事。2007年に津南町議会議員に当選し、2010年に議員を辞職した。その後、専業農家としてハウスでトマトなどを栽培している。
藤木氏は「今月23日に立候補を決意した。訴えたいことは、地域おこしをして、町のGDPを上げたり、交流人口を増やしたりすることだ。私が町長になったら、東京都中央区との災害協定やニューグリンピア津南の有効利用のこの2つは必ずやる」と決意を述べた。
また、桑原町長の4年間の町政については、「批判することは避けるが、希望や町民が明るく生きる施策が足りなかったのではないか」と話した。
なお、藤木氏は資金的な問題から、事務所の開設をしないほか、街宣車もなく、演説もしないという。ポスターとビラ(新聞折込)のみの活動となる見通し。
藤木氏は「50万円の供託金は捨てたと思っている。私が出馬することで一石を投じたい。町政に疑問を持ってもらい、次の議会や町政をチェックしてもらいたい」と話した。
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