新潟県の花角知事が会見、新型コロナウイルス感染症「2つ目の山下りた感じ」
自民党総裁選について
新潟県の花角英世知事は10日、定例会見を新潟県庁で開き、自民党総裁選についてや、新型コロナウイルスに関することなどについて述べた。
自民党総裁選については、「あくまで1つの政党のトップを決める選挙だが、議院内閣制の中で、自民党は最大政党なので、その意味では関心がある。国としてやるべきことは、外交、防衛、社会保障制度などがあるが、地域を意識してもらう政策をお願いしたい。地方創生とかをやってほしい。地方に心を寄せるリーダーを期待する」と述べた。
宿泊キャンペーンについて
9日に発表した新潟県のほかに、福島県、山形県の3県共同宿泊割引キャンペーンについては、「宿泊キャンペーンは北関東など広げることについて検討する。東北全体との連携もありううるが、相手があるので協議したい。知事会では新潟県は東北、新潟ブロックに入っている。上越地域は、北陸地方との関連性も多いので、北陸地方との連携も選択肢としてはある。共同利用も今後検討していきたい」と述べた。
注意報解除について
8日に新型コロナ注意報を解除したことについては、「注意報は注意喚起が中心だ。平時の状態に戻した。気象情報の注意報が出たものと同じだ。いきなり、警報に行かないようにする、警報の前の注意報だ。警報に行かなかったのは県民のみなさんの防止対策の現れで、その意味では感謝したい」と話した。
さらに、「新型コロナウイルスの感染者の確認日を見ると、4月に山があり、7月から8月に山がある。2つ目の山を下りたという認識だ。しかし、下山したという感じではなく、裾野にいる感じだ。早く、クラスターのおそれのあるところを見つけて、つぶしていく考えだ」と話した。