アークランドサカモトが業績予想を上方修正、巣ごもり商品のニーズが好調に推移
アークランドサカモト株式会社(新潟県三条市)は10日、2021年2月期第2四半期業績予想(連結)を修正した。売上高を580億円から649億6,800万円に、営業利益を53億円から76億5,300万円に、経常利益を60億円から81億2,500万円に、親会社に帰属する純益を30億円から47億2,400万円にそれぞれ上方修正した。
通期の業績予想についても、売上高を1,150億円から1,251億7,900万円に、営業利益を98億円から124億7,000万円に、経常利益を110億円から132億700円に、親会社に帰属する純益を52億円から65億7,200万円にそれぞれ上方修正した。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止需要と外出自粛による巣ごもり商品のニーズ取り込みにより好調に推移したため、前回公表した業績予想を上回る見込みとなった。
通期については、新型コロナウイルス感染症の影響など先行き不透明な経済情勢を踏まえ、当初の下半期の計画を据え置いたままで修正した。
株式会社LIXILビバの株式を取得し、今年11月末を目途に完全子会社化することを予定しているが、この影響は今回公表の予想値には織り込まれていない。
なお2020年2月期の実績は売上高1,126億8,400万円、営業利益95億7,500万円、経常利益103億9,400万円、親会社に帰属する純利益48億4,600万円だった。