花火は3か所に分けて実施、3年ぶりの新潟まつりに向けて新潟まつり実行委員会が全体会議を開催
新潟まつり実行委員会は27日、新潟県中央区の新潟市役所で全体会議を開催し、まつりの実行方針や日程、各部の計画について確認を行った。
会議の冒頭の挨拶で、新潟まつり実行委員会の福田勝之実行委員長(新潟商工会議所会頭)は、新型コロナウイルス感染拡大を受け、中止が続いていた新潟まつりを3年ぶりに開催できることに触れ、「3年ぶりとなる新潟まつりが市民の皆様から喜んでもらって、記憶に残るものになるよう、実行委員会として精一杯取り組んでいく」とコメントした。
今年の新潟まつりは、8月5日から3日間に渡り開催される予定だ。コロナウイルス感染拡大防止のため、一部のイベントが中止になったり、時間が短縮されるなどの措置が取られている。
新潟まつり実行委員会の各部がスケジュールや内容を話す中、花火についても言及された。8月7日の19時30分から1時間弱程度の時間で開始する予定で、打ち上げ場所をりゅーとぴあ裏左岸、昭和大橋から八千代橋間、八千代橋から萬代橋間の3か所に分けて打ち上げられる予定だ。
新潟まつり実行委員会の廣田幹人副実行委員長(新潟商工会議所副会頭)は、「花火の打ち上げ場所を3つに分けて密にならないようにした。お酒を飲みながらの観戦は厳しい。玉は川幅の問題もあり、大きな玉は2.5号玉を中心に打ち上げる予定だ。そういった感染対策ということもあるが、3か所に分けることでより近くで花火を観戦することができる」と述べ、新潟まつりを特別な時間にして欲しいと語った。
協賛会長の新潟市の中原八一市長は、「3年ぶりということで、市民の皆様の期待も大きく、多くの皆様が、ようやく新潟まつりができると心がうずうずしていると思う。3年ぶりの新潟まつりを大いに盛り上げていきたい」と話した。