新潟駅前に複合型シェアスペース「MOYORe:(もより)」が16日オープン
株式会社トッキー(新潟市中央区)と株式会社リビタ(東京都目⿊区)は、新潟駅CoCoLo南館1階に、レンタルスペース、ワークラウンジ、コーヒースタンドなどを併設した複合型シェアスペース「MOYORe:(もより)」を共同開発し、16日にオープンする。JR東日本が展開するシェアオフィス事業「STATION WORK」と提携し、トッキーが事業主体として開発し、リビタが運営を行う。なおSTATION WORKの地方での展開は新潟が第1号になるそうだ。利用料金などはホームページで確認することができる。
施設名のMOYORe:(もより)に、は地元の人々の「最寄り」駅、出張者・観光客にとっての精神的な「最寄り」駅、Re:=リターン・リピートという意味が込められている。その施設には、シェアスペースには、ワークラウンジ、コーヒースタンド、ホール、シェアキッチン、スタジオ、アトリエ、ミーティングルーム、ポップアップスペースなどがある。
このうち、ワークラウンジは、気分転換しながら仕事をしたい人、出張者の作業スペース(新幹線の待ち時間の活用など)、勉強スペースなどとして30分単位から利用できる。
アトリエは、工具を備えたものづくりスペースで、子どもたちの自由研究や店舗のポップづくりなどに利用できる。
スタジオは、ヨガなどのレッスンやイベントスペースとして使える。ホールは最大80名(着座)を収容可能で県内外の人々がビジネスやカルチャーを問わず利用できる。ポップアップスペースは、商品などのPR展示・販売、ギャラリーとして使うことができる。シェアキッチンは地域の人々や様々な活動をする人々が気軽に利用でき、1日チャレンジショップとしても利用可能だ。
このほか、イベントなども随時開催されていて、内容はホームページで確認することができる。
トッキーはJR東日本の100%子会社で、CoCoLo新潟、CoCoLo長岡などのほか、ホテルメッツ新潟、ホテルメッツ長岡、ホテルファミリーオー佐渡相川などを運営。新潟のショク(食・職)を発信する「新潟駅Nプロジェクト」にも参画している。また、本社移転を契機に10月1日、JRグループであることと新潟で事業を行なっていることをよりわかりやすく伝えるため「JR東日本新潟シティクリエイト株式会社」に社名を変更する。
リビタは、リノベーションで暮らしとコミュニティをデザインする会社として、既存ストックを活用し、街やその地域のプレイヤーと連携し、地域活性化・関係人口創出へとつなげていく事業へ展開している。具体的には、東京都日野市内のものづくり企業とクリエイターを繋ぐ「メーカーズキャラバン」の企画・運営、茨城県庁から受託する移住促進事業や関係人口創出プログラム「if design project~茨城未来デザインプロジェクト~」の企画プロデュース・運営、リビタのシェアスペースを活用した長野県飯田市や鳥取県智頭町の東京事務所の開設およびPRイベントの実施などだ。
また、ローカルの新しい魅力をシェアするリノベーションホテル「THE SHARE HOTELS」を展開しているという。
【施設概要】
住所/新潟市中央区花園1−1—21CoCoLo南館1階(JR新潟駅直結)
営業時間/10:00〜21:00(※場合により、営業時間を変更する可能性がある)
公式ホームページ/https://www.moyore-niigata.jp/
※シェアキッチン・アトリエ、ホール、スタジオ、ポップアップスペース、ミーティングルームの一般貸出は11月1日以降となる(予約受付は9月16日から)。