キャッシュレス決済のデモンストレーションが新潟市東市役所(新潟市東区)で実施
新潟東区役所(新潟市東区)で1日、キャッシュレス決済の職員によるデモンストレーションが実施された。
市民の利便性向上や接触機会の低減による感染症対策を目的に、新潟市の区役所などで住民票の写しの交付手数料などの支払いについて、キャッシュレス決済が開始された。すべての新潟市区役所区民生活課(中央区は窓口サービス課)と一部の出張所(東区役所石山出張所、中央区役所南出張所、西区役所西出張所、西区役所黒崎出張所)で取り扱われる。
対象となる手数料などは、住民票の写し・印鑑登録証明書・戸籍証明書・所得証明書などの交付手数料・犬の登録手数料などが対象となる。
利用できる決済手段は、クレジットカード・電子マネー・二次元バーコード(QRコード)決済などの全42ブランドで利用できる。
今回のキャッシュレス決済化の狙いは、市民の利便性や感染症予防対策のほかにも市役所全体のデジタル行政化推進のワンステップであるとしている。
今回のデモンストレーションを終えて、新潟市東区役所区民生活課金子博昭課長は、「現金の取り扱いを減らすことによって、少しずつ職員の事務の効率化が進むのではないかと期待している。これから技術の発展に伴って、現金からキャッシュレスの利用が増えていくと思う。是非とも、市民の皆様にもこういう機会を活用していただいて、慣れて頂いて、こういった新しい生活様式に大いに利用していただければありがたいなと思っている」と語った。