大東建託株式会社(東京都)が「街の住みここち&住みたい街ランキング2022<甲信越版>」を発表、新潟県新潟市が「住みたい街」ランキング1位
大東建託株式会社(東京都)は1日、「いい部屋ネット 街の住みここち&住みたい街ランキング2022<甲信越版>」をとりまとめ、オンライン記者発表会を開催した。住みたい街ランキングでは、新潟市が1位にランクインした。
大東建託が発表した「街の住みここち&住みたい街ランキング」は、実際に住んでいる人が、その街に対してどのように感じているか、また、どこに住みたいと思っているかを調査し、ランキングの発表するもので、2019年から毎年実施。調査はインターネット経由で行い、「住みここちランキング」は、現在居住している街について5段階評価の平均値から、「住みたい街ランキング」は、フリーワード・サジェスト(入力された単語に対して複数の候補を表示する)方式の回答をもとにし、投票数を集計しランキング付けするもの。
「街の住みここちランキング2022<甲信越版>」においては、5位までに新潟県内市町村のランクインは無く、1位は山梨県中巨摩郡昭和町、2位は長野県北佐久郡御代田町、3位は長野県松本市、4位は長野県北安曇郡松川村、5位は長野県上高井郡小布施町のランキング結果となった。
一方で「住みたい街ランキング2022<甲信越版>」では、新潟市が1位にランクイン。新潟市は昨年に続く2年連続の1位。2位は東京都(23区)、3位は長野県松本市、4位は長野県長野市、5位は神奈川県横浜市のランキング結果となった。
大東建託賃貸未来研究所の宗健(そうたけし)所長は、甲信越版の結果について「得票数を見ると新潟市195票だったが、松本市(84票)と長野市(70票)が長野県内で票を分け合う結果となっている。また新潟市は人口が多いことから、長野県や山梨県の人が新潟市を支持しているよりも、人口比が影響している結果。ただし、東京23区への志向もそれなりにあるという事がわかる結果だ」と分析した。
甲信越版に続き、新潟県版のランキングを発表した。「住みここちランキング2022<新潟県版>」では、1位に北蒲原郡聖籠町が初のランクイン。聖籠町は隣接する新潟市や新発田市へのアクセスしやすさから、両市への通勤や通学者が多く住む。また2014年に開館した「聖籠町立図書館」は、授乳室や飲食スペーススペースなどがあり町民の交流の場としても利用される憩いの場となっている。なお、2位は新潟市中央区、3位は新潟市西区、4位は南蒲原郡田上町、5位は新潟市江南区の結果となり、新潟市に隣接する郡部や町が今回新たにランクインする結果となった。
また「住みたい街ランキング2022<新潟県版>」では、新潟市中央区が4年連続で1位。2位は東京都(23区)、3位は長岡市、4位は新潟市西区、5位は新潟市東区となった。