「明るい選挙推進会議」が新潟県自治会館で開催、7月の参院選に向けて啓発活動などを議論

「明るい選挙推進会議」の様子

「選挙をきれいにする国民運動推進新潟県本部」と「新潟県明るい選挙推進協議会」は1日、新潟県自治会館(新潟県中央区)で、「明るい選挙推進会議」を開催した。来月に投開票が行われる参議院議員選挙にあわせて開催したもので、啓発事業計画の案について話し合いが行われた。

会議では新潟県における前回の参議院通常選挙の投票率推移が、10代で32.22%、20歳から24歳で29.16%と若年層を中心に投票率が低水準にあることも議題に上がった。このため10代から30代の投票率向上に重点を置いた啓発事業を実施するとともに、全年齢層に対しても効果が期待できる啓発事業に取り組むとした。

また新型コロナウイルス感染防止の観点から、インターネットやSNS広告などの非接触型の啓発事業を強化するとともに、投票日当日に有権者が集中することを避けるため、期日前投票への呼び掛けや前回選挙時の混雑状況の周知をするなど、有識者の「投票機会の確保」と「安全・安心の確保」の両立を図っていく。

イメージキャラクターの紹介も行われ、「新潟から世界へ」を合言葉に、新潟市を拠点に活動するジュニアダンスグループ「CHIBI UNITY」が紹介された。コンセプトは「明るい未来へ、一票!」で、各種啓発事業に登用される予定で、歌とダンスで啓発を図っていきたいという。

このほか、コロナ禍では初の接触型親子向けイベント「子ども投票所」を感染症対策を徹底した上で実施する予定という。

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