「2018・中国第一回国際米祭」が10月にハルビン市内開催
新潟からも関係者が参加
中国農業と黒龍江省政府は10月9日から11日までハルビン市内で、「2018・中国第一回国際米祭」を開催する。「国際稲フォーラム」、「国際米展」、「中国の美味しい米ベスト10の市民投票」、「世界一大きい米販売QRコードの公開」などを行う。
新潟県や県内関係者も参加する。具体的には、新潟県農業総合研究所所長が、「新潟県の米産業発展の経験と成功」について講演。また、JA全農新潟県本部が精米を、県内米菓メーカーが米菓をそれぞれ展示・PRする。このほか、県の担当部局が包装米飯や餅を展示・PRするほか、情報収集・交換を行う。
中国では2011年の福島第一原発事故以降、新潟を含む10都県の日本産食品に対する輸入禁止措置を取り続けている。ただ、今年は日中平和友好条約締結40周年を迎えているうえに、両国間の関係が大きく改善されていることもあり、規制撤廃への期待が高まっている。