岩塚製菓株式会社が業績予想を上方修正、中国米菓企業からの配当金増額の影響

岩塚製菓の米菓


岩塚製菓株式会社(新潟県長岡市)は15日、2021年3月期第2四半期業績予想(連結)を修正した。売上高と営業利益に変更はなく、経常利益を17億円から24億円に41.2%上方修正、親会社に帰属する純益を12億円から17億円に41.7%上方修正した。

通期の業績予想についても、売上高と営業利益に変更はないが、経常利益を24億円から31億円に29.2%上方修正、親会社に帰属する純益を16億円から21億円に31.3%上方修正した。

また、期末配当金予想についても、2円増配し、1株あたり30円に修正する。これに伴い、年間配当金も1株あたり30円の予想に修正した。

経常利益の上方修正は、岩塚製菓が株式を保有している中国の米菓等食品製造企業WANT WANT CHINA HOLDINGS LIMITED.(以下WWCL)からの期末配当金の増額により受取配当金が当初の見込みを大幅に上回ったため。WWCLから岩塚製菓への期末配当金は21億9,800万円。なお、岩塚製菓は15日現在においてWWCL株式を6億843万4,480株保有している。

なお、2020年3月期の実績は、売上高が228億4,000万円、営業利益が1億7,300万円、経常利益が25億5,300万円、親会社に帰属する純利益が17億6,900万円だった。

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