新潟三越が2020年3月22日に営業終了
株式会社新潟三越伊勢丹は26日、新潟三越の営業を2020年3月22日をもって終了すると発表した。
新潟三越は1936年に小林百貨店として開業し、80年に新潟三越百貨店へ社名を変更した。その後、三越伊勢丹ホールディングスの発足に伴い2010年に株式会社新潟伊勢丹と統合し、新潟三越伊勢丹新潟三越として営業してきた。
ピーク時(96年度)には、売上高250億円まで拡大したものの、消費者の購買行動の変化や郊外型ショッピングセンターの台頭に伴う競合環境の激化などにより売上が低下していた。
こうした環境の中、今後の現店舗の競争力を高めたうえで運営を続けるためには、多大な投資が必要となるなか、投資回収の見込みが立たないことなどを踏まえ、営業終了を決定した。
今後は新潟西エリアにサテライト展開や新規事業等を行うという。