シャインマスカットの出荷指導会【(株)佐渡テレビジョン】
シャインマスカットの出荷指導会がこのほど、JA佐渡中央営農農機センターで行なわれました。シャインマスカットは、水稲育苗後のビニールハウスを有効活用したいと7年ほど前から、島内で栽培が始まりました。シャインマスカットは、糖度がバナナに並ぶ20度前後ととても甘く、種が少ないのが特徴です。
出荷指導会は、出荷に備え、糖度の確認や品質の統一、また、生産者の意識向上を目的に行われ、この日は、21人の生産者が集まりました。
初めに、新潟県佐渡地振興局農林水産振興部普及指導センターや佐渡中央青果の職員から今年の状況や収穫管理、出荷基準について伝えられました。
今年のシャインマスカットは、6月7月の長雨の影響が心配されましたが、その影響も少なく、糖度が高く品質に期待が持てるということです。
後半には、持ち寄ったシャインマスカットの糖度や色味を検査したり、触れて試食し、意見を交換しながら、出荷の基準などについて再確認していました。今年の佐渡のシャインマスカットの出荷の最盛期は、今月下旬から10月上旬で主に島内の店舗の店頭に並ぶということです。