21日は敬老の日、県内の100歳以上の高齢者は2,070人
明日21日は敬老の日。新潟県で今年度中に100歳になられる方(令和2年9月1日現在)は1,089人(男性134人、女性955人)いる。
また県内の100歳以上の高齢者(大正9年9月15日以前に生まれた方)は2,070人(男性245人、女性1,825人)。
県内最高齢者は、本間キクヨさん(109歳、女性、村上市)。
また100歳の元気な高齢者も多い。
小千谷市の山崎ミヤさん(大正9年生まれ、100歳)は、毎日新聞を読み、夕方のニュースで流れる「今日の最高・最低気温」を毎日日記に記録。また昔の歌が好きで、歌番組を見ることを楽しみにしている。
長岡市の吉井憲治さん(大正9年生まれ、100歳)は、スーパーまで買い物に行っている。杖をつくこともあるが、健康状態は概ね良好ということだ。
三条市の関根カ子さん(大正9年生まれ、100歳)は、少し前まで畑に行って畑仕事や草取りをしていた。
なお大正9年といってもピンとこない人もいるが、ウィキペディアによると、「大日本帝国が国際連盟へ正式加入(1月)」、「第1回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)が開催(2月)」、「日本で株価が大暴落し戦後恐慌が起こる(3月)」、「米国で女性参政権が認められる(8月)」といったことが起きている。
老年人口割合が最も低いのは聖籠町、最も高いのが阿賀町
一方、9月15日で推計される老年人口(65歳以上)は72万2,000人で、前年に比べて4,000人(0.6%増)増加した。内訳は男性31万2,000人、女性41万人。また、性比(女性100人に対する男性の数)は76.1で、前年と比べて0.4ポイント上昇した。
9月15日で推計される県人口に占める老年人口の割合は32.8%で、前年に比べて0.5%ポイント上昇した。なお、昨年10月1日現在の新潟県の老年人口割合は32.4%で全国の28.4%より4.0%ポイント高く、6年程度早く高齢化が進んでいるという(ちなみに日本の中位年齢=人口を0歳から年齢順に並べ、その中央で全人口を2等分する境界点にある年齢は48.9歳だ)。
今年7月1日現在で老年人口の割合を市町村別にみると、阿賀町が49.7%で最も高く、粟島浦村43.6%、出雲崎町43.5%と続く。最も低いのは聖籠町の26.2%、次いで新潟市29.7%、燕市31.4%となっている。