「いざ有事になった時に戦い続けられる準備が必要」斎藤洋明衆院議員が政治資金パーティー「さいとう洋明ダッシュの会」で河野太郎衆院議員の講演会を開催
新潟3区選出の斎藤洋明衆院議員(自民党)は5日、政治資金パーティー「さいとう洋明ダッシュの会」を新潟県新発田市のホテルで開き、河野太郎衆院議員(自民党)の講演会を開催した。この日は支援者など約600人が参加した。
河野氏は新型コロナワクチン、アフターコロナの経済再生、ロシアのウクライナ問題、防衛問題、時代の変化に合わせた教育の在り方などについて語った。
このうち、防衛問題について「台湾海峡有事が起きた時に、台湾に備えがあるのか、あるいは我が自衛隊にどれだけの備えがあるのか、それを振り返ってみないといけない。特に自衛隊はなかなか武器弾薬を買うお金が今までなかった。だから私が防衛大臣をやっている時に麻生財務大臣を呼んで、シミュレーションをやると、その部隊は弾を全部撃ち尽くしてしまう」などと紹介。
続けて「最近、防衛予算を少し増やさなければいかんという議論が起きているが、防衛予算というと新しい戦車を買ってなどとなりがちだが、まずはいざ有事になった時に戦い続けられる準備、弾やミサイルをきちんと補充してその量を増やしていくというところからやっていかなければならないと思う」などと語っていた。
また、今夏の参院選立候補予定者の小林一大(かずひろ)氏が登壇し、「参院選は6月22日から7月10日と承知している。新人の私が現職に対抗するには並大抵なことではない。これまで妻と2人3脚でやってきた。必ず勝ってみせる。自民党の議席を奪取させてください」と挨拶した。
来賓として出席した新潟県の花角英世知事は、「この度の知事選では多くの支持を頂き、引き続き知事を務めていくことになった。改めて御礼を申し上げる。新潟県のかかえる沢山の課題を解決していくには、何よりも国との連携が重要になる。まさに斎藤洋明先生を頼りにしている」と話した。
最後に斎藤衆院議員が挨拶に立ち、「私は2回小選挙区で負けているが、応援して下さる人の思いを片時も忘れず活動している。今回選挙を迎える小林さんの相手は強敵だが、気持ちを一つにして小林さんに勝ってもらわなければならない。厳しい選挙は政治家を成長させる。私は成長する新潟をテーマに活動をしたい。まだまだやれることはある。私は高い目標を掲げたい。努力のしがいがある。4期目のチャンスを最大限にいかしたい」と語った。