新潟県三条市の國定市長が辞職について説明

各派代表会議に出席する國定勇人市長

自民党の衆院新潟4区の公認候補となる支部長に内定している新潟県三条市の國定勇人市長は24日、各派代表会議に出席し市長辞職について説明をしたほか、議長に辞職の申出を行なった。25日の議会最終日に辞職届を提出する意向。

今春の辞職を検討していたが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて見送っていた。また年内の衆院解散もささやかれている。こうした中、このタイミングでの辞職について、「市政への影響のリスクがもっとも少ない時期を選んだ」と話した。

各派代表議会の様子

三条市の國定市長は各派代表会議にて「昨年春頃から、国政からこの地域を盛り上げていってはどうか、との声をいただいていた」と衆議院選出馬の経緯を話した。

また会議後の囲み取材では自身の退職のタイミングに関して「退職のタイミングについては主に3つの要因があり、まず1つは、県央基幹病院が6月議会で建設関連予算が固まったこと。2つ目に、9月で今年度の決算の認定をいただいいたこと。3つめに、新型コロナウイルスが新潟県内と三条市内において落ち着きを見せていること。特に、コロナに関しては8日に県内の注意報が解除されたことが自分が決心する大きな要因にもなった」と話した。

今後については「自分は14年間三条市の地方行政をやってきたが、国政は一介の挑戦者に過ぎない。自民党の方々と協力、相談、時にはご指導をいただきながら、愚直にやっていきたい」などと話した。

なお、後任の市長に関しては「現在は市長職の幕を綺麗に閉じることに手一杯なため、次期市長に関して自分は頭が回っていない状態」と語った。

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