新潟市北区で「通信会社」を名乗り合計約125万円を騙し取る特殊詐欺、警察が捜査を開始

新潟北警察署

新潟北警察署は7日までに、新潟市北区在住の50歳代女性から特殊詐欺(架空料金請求詐欺)の被害の届出を受理し、捜査を開始した。

新潟北警察署によると今年5月20日、被害にあった女性の携帯電話に「確認したい事項がございます」などのショートメールが届き、記載された電話番号にかけたところ、通信会社を名乗る男性から、「有料サービスの未納料金がある。弁護士費用を合わせて25万円を払う必要がある」などと言われた。被害にあった女性は、コンビニエンスストアで電子マネー25万円分を購入し、そのプリペイド番号を教えた。

被害にあった女性は翌日21日から22日の間、「通信会社」を名乗る男から電話で「ほかにも2社分の未納料金がある」「多額になった弁護士費用を補償するため、50万円の保険に入れば、500万円の補償を受けられる」などと言われ、他人名義の金融機関口座に合計約100万円を振り込んだ。その後も金銭を要求されたために被害にあった女性は不審に思い、実在する通信会社に電話したところ、詐欺であると指摘され、警察へ相談した。

新潟北警察署の笠原副署長は「身に覚えのない電話が来たらまず詐欺だと疑うこと。身に覚えのないものなら払う必要はない。今回のように電話で済むような話ではないものは、まず詐欺であると思ってくれていい。強い言葉で言ってきたらまず警察に相談して欲しい」と注意を呼びかけている。

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