(株)TREE(新潟県三条市)が火災で被害に遭った「肉の原仙」に寄付金を贈呈、肉の原仙の原田吉章さん「少しずつ原仙が復活するように進んでいきたい」
今年5月1日に火事で全焼した「肉の原仙(はらせん)」への募金活動を行なっていた株式会社TREE(新潟県三条市)の今井将智(まさとも)取締役は8日、集まった寄付金を肉の原仙に全額寄付した。募金活動は、TREEの立ち上げ時から、肉の品質確保などで世話になっている「肉の原仙」に恩返しがしたいと5月2日に開始。TREEの店舗を含めた市内8店舗と遠方の志願者から振り込みという形で、総額21万2,472円が集まったという。
また、たからやフルーツ本店金子栄利(ひでとし)社長と株式会社MASAYAの山田拓也代表取締役によると、この寄付金以外にも、肉の原仙の原田吉章(よしあき)さんの同級生で構成された「原仙を応援する会」から、62万5,000円と生活必需品の寄付が集まったそうだ。
寄付金を受け取った原田さんは「まずその気持ち(募金活動を呼び掛けた)がすごく嬉しかった。こうやって出会えたことが本当の宝物だと思う。まだ原仙という形では営業再開できてない状態だが、待ってくれているお客さんの気持ちがわかったので、その声に応えながら少しずつ原仙が復活するように進んでいきたい」と語っていた。
吉章さんの母で、肉の原仙3代目店主の原田久子さんは「生きていて本当に良かったと思う。今回のことを通じて色々な人の愛情が伝わってきた。感謝の一言ですね」と笑顔で語っていた。
屋台から始めて、創業100年を超える歴史を持つ肉の原仙は、5月1日の火事で内部がすべて焼失していて、現在復旧の見通しは立っていないが、地域の協力もあり、卸の方は少しずつ再開しているとのことだ。